ダイエット,料理 柴犬の関節・筋肉トラブル対策|歩き方・環境・やさしいケアの完全ガイド | 犬の整体 わんこ快福クラブ北九州: ワンちゃんと飼い主さんのハッピーライフを応援

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柴犬の関節・筋肉トラブル対策|歩き方・環境・やさしいケアの完全ガイド



柴犬の関節・筋肉トラブルをほどく糸口

――おうちでできる見方とやさしいケア――

柴犬は瞬発力が高く、動きがキビキビしています。
ダッシュや方向転換が得意です。
そのぶん、肩・肘・腰・膝に負担が集中しがちです。

「段差を嫌がる」「おすわりが斜め」「歩幅が左右で違う」
こんな小さなサインが、最初のヒントになります。

まずは“観察”からはじめよう

立ち姿

前のめりで前足に体重が乗りすぎていないか。
後ろ足が外に流れていないか。
しっぽの巻き方が左右で違い、背中が片方に寄っていないか。

歩き方

歩幅が左右で違う。
しっぽの振れが偏る。
膝がカクッと抜ける。足先を引きずる。

おすわり

片足だけ外に投げ出す。
お尻が床に落ちるまで時間がかかる。
すぐ伏せに逃げる。

背中のライン

なでると一部だけ硬い。
触ると身をよじって嫌がる。
背中が“くの字”に見える。

足先

爪が長い。肉球の間の毛が伸びて滑る。
指の間がベタつく、赤みがある。

柴犬に多い“負担がたまりやすい場所”

肩・肘(前足)

急な方向転換で肩甲骨まわりが張りやすい。
引っ張り散歩で肘が外にねじれがち。
前足の着地音が強い、前足から先に座る…は要注意。

腰・骨盤(後ろ足の推進力)

階段やソファの上り下りで負担増。
骨盤の左右差が出ると、おすわりが斜めになりやすい。
お尻の筋肉(殿筋群)がカチカチだと、足が前に出にくくなります。

膝・飛節(かかと)

滑る床で踏ん張るクセがつくと、膝裏とアキレス腱が張る。
坂道や段差を嫌がる。立ち上がりにモタつく。
これも早めのサインです。

首まわり

巻き尾や前のめり姿勢で、首〜肩のつけ根がこわばりやすい。
合わない首輪やハーネスでも緊張が強まります。


“原因”を先に片づけると、半分は解決する

  • フローリングの滑り
  • 高いソファ・ベッド・車の乗り降り
  • 合わない首輪・ハーネス、強い引っ張り
  • 運動不足と走りすぎの両極端
  • 冷え、雨上がりの冷たい地面
  • 爪・足裏の毛のケア不足

環境調整のコツ
滑り止めマットを敷く。
ソファや車にはスロープ。
ベッドは出入りしやすい高さに。
ハーネスは肩の動きを妨げにくいY字タイプ。
首への強いテンションは避ける。
爪と足裏の毛は短く清潔に。

散歩を“関節にやさしい時間”に変える

  • スタート直後はダッシュにしない。
  • 直線だけでなく、ゆるいカーブを混ぜる。
  • 坂道は短く。段差はゆっくり。
  • 信号待ちでは足先を軽くほぐす(触れるだけ)。
  • 途中で一度、深呼吸タイム。飼い主も一緒に。

おうちでできる“やさしいケア”手順

① ウォームアップ(各15〜20秒)

手のひらで、首→肩→わき→肋骨→腰→お尻へ“なで流し”。
全身を左右に小さくゆらゆら。
呼吸に合わせてゆっくり。力は入れない。

② 足先の準備

指の間をそっと開くように1本ずつ触れる。
足首を小さく円で回す。嫌がれば即中止。

③ 軽いストレッチ

前足を体の下から少し前へ。数秒キープ。
後ろ足を軽く後方へ。反動はつけない。
“痛がる・固まる”はサイン。すぐやめる。

④ 散歩後のクールダウン

太もも、お尻、背中を毛並みに沿って“なで流し”。
強く揉まない。温かい手で、ゆっくり。

やってはいけないこと

  • 強い力でもみ続ける。
  • 関節を大きく反らす、ギュッと引っ張る。
  • 寒い日のいきなり全力ダッシュ。
  • 痛みを我慢させての長距離ラン。
  • 嫌がっているのに続ける。

“赤信号”は迷わず動物病院へ

  • 片足を浮かせ続ける、朝からはっきり跛行。
  • 関節が腫れて熱い、触ると鳴く。
  • 発熱、食欲低下、元気がない。
  • 何度も同じ場所をなめ続ける。
    まず診断を受け、そのうえで無理のないケアを選びましょう。

整体でお手伝いできること(医療行為ではありません)

  • 筋膜の張りをやさしくゆるめる。
  • 肩甲帯や骨盤まわりの左右差を整える。
  • 動きのくせを観察し、散歩コースや歩かせ方、撫で方を具体的にお伝え。
    ※強い痛みや急な跛行は、受診を優先してください。

“セルフチェック”の小ワザ

  • 肩甲骨の動き
    撫でたとき、片側だけ板のように硬くないか。
  • 太ももの張り
    前(大腿四頭筋)ばかりパンパンで、後ろ(ハムストリング)が冷えていないか。
  • お尻の弾力
    押さずに触れるだけで、左右の温度や柔らかさを感じる。
  • 足音
    コツコツ強い音が片側だけ出ていないか。

“小ワザ”は、触る時間より“やさしさ”が命。
10秒でも十分。毎日がいちばん効きます。

1日の簡単ルーティン


撫でてゆらす → 指ほぐし → 短めの散歩。

室内は滑り止めを確認。水分をこまめに。

散歩後にクールダウン → 爪・足裏チェック → ぐっすり休む環境づくり。

まとめ:糸口は“気づく目”と“やさしい手”

小さな変化に早く気づく目。
力に頼らない、やさしい手。
この二つが、柴犬の関節・筋肉を守るいちばんの糸口です。

「何から始めればいい?」と迷ったら、
今日の散歩前に“撫でて、ゆらす”。
それだけでも、きっと歩きが軽くなります。

無理はしない。嫌がれば中止。
ゆっくり続ける。これがいちばんの近道です。

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